
もうすぐ4月ですね!
新入社員向けのノートパソコンお探しのご担当者も多いのではないでしょうか。

✓ ノートパソコンの在庫を増やしたいが、何を基準にPCを選べばいいかわからない。
✓ 高性能すぎてもコストがかかるし、低性能だと業務効率が下がる。バランスのとれたモデルを探している。
✓ リモートワークがあるので、軽量で持ち運べるサイズ感のモデルが求められる。
✓ パソコンの購入を支持されたが、何を基準に選べばよいかわからない。
✓ PCに使い慣れていない人でも、比較的操作しやすいモデルを探している。
PCを用意するといっても、どうやって選んだらいいかわからないですよね。
この記事では、比較的安価で、業務に支障を及ぼさないスペックを持ち合わせたノートパソコンの選び方を紹介します!
目次
1.新品購入とレンタルはどちらが良いか
2.MacとWindowsどちらが良いか
3.ノートパソコンの選び方
4.法人にお勧めのノートパソコン
1.新品購入とレンタルはどちらが良いか
PCレンタル
レンタルと新品購入にはそれぞれ特徴があります。レンタルは初期費用が不要で、短期間の利用や突発的な需要に対応しやすいのがメリットです。契約期間中のサポートも充実しており、故障時の交換やデータ消去も安心ですが、長期間利用するとコストが割高になる場合があります。
新品購入
新品購入は初期費用が高額になるものの、所有権を持てるため自由にカスタマイズやアップグレードが可能です。長期間使用する場合はトータルコストが抑えられることも多いですが、故障時の修理費用などは自己負担となります。短期的な利用にはレンタル、長期的な視点では新品購入がおすすめです。用途や予算に応じて選びましょう。
まとめ
項目 | レンタル | 新品購入 |
---|---|---|
契約期間 | 短期(数日~数年) | 制限なし |
初期費用 | 不要(月額払い) | 高額(購入時一括払い) |
所有権 | レンタル会社 | 購入者 |
調達 | 主に中古(新品も可) | 自由に選択可能 |
メリット | 柔軟な利用、サポート充実 | 長期利用でコスパ良好 |
デメリット | 長期利用時コスト増加 | 初期費用負担、保守費用発生 |
2.MacとWindowsどちらがいいか
Macの特徴
MacはAppleが提供するパソコンで、高性能かつデザイン性に優れています。プログラミングや動画編集、音楽制作などクリエイティブな作業に適しており、直感的で洗練されたユーザーインターフェースが特徴です。セキュリティ面ではウイルス感染のリスクが低く、安定性が高い点も魅力です。ただし、価格は比較的高価で、10万円以上のモデルが主流となります。エンジニアが多く在籍するIT企業ではMacが採用されるケースが多いです。
Windowsの特徴
WindowsはMicrosoftが開発するOSを搭載したパソコンで、価格帯もスペックも、低いものから高いものまで幅広いラインナップがあります。そのため、リーズナブルなモデルから高性能なPCまで選択肢が豊富です。特に、Office製品との互換性やビジネスソフトの充実度では優位性があり、日本の一般的な企業では、Windowsを利用している割合が高いです。
MacとWindowsはどちらが良いのか
IT企業やクリエイティブ制作をメイン業務とする場合を除き、多くの業界・業種でWindowsがおすすめです。理由としては、どちらを選んでも業務を遂行する上での機能は十分に備わっているため、比較的安価に購入できるWindowsの方が費用対効果が高いといえるからです。また、Windowsを採用している企業の方が多いため、中途社員を受け入れる場合はWindowsを使い慣れているケースが多いでしょう。自社の業務内容や職種に応じて、最適なパソコンをお選びください。
3.ノートパソコンの選び方
業務で利用するノートパソコンを選ぶ上で、考慮すべき6つのポイントをまとめました。以下のポイントを押さえれば、ビジネス利用では問題なく利用できるでしょう。
メモリ
メモリは、パソコンが作業をするための「作業台」のようなものです。メモリ容量が大きいほど、複数のアプリケーションを同時に動作させることが可能です。例えば、オンライン打ち合わせをしながら、メモアプリで議事録をとったり、チャットでコミュニケーションを取るような場合、メモリが大きいとPCがスムーズに動きます。ビジネス利用の場合は、16GB以上あると良いです。
CPU
CPUはパソコンの「頭脳」にあたる部分です。高性能なCPU性能ほどパソコン全体の動作速度が速まります。高性能なCPUほど複雑な処理や多くのタスクを同時にこなせます。最低でもCore i5があると良いでしょう。予算に余裕がある場合は、Core i7以上が推奨されます。
ストレージ
ストレージはデータを長期的に保存するためのものです。基本的には512GB以上あると良いとされています。近年はセキュリティの観点から、業務で用いたファイルはクラウド上に格納し、個人のパソコンにはファイルを残さないようにしている企業も多いです。クラウドサービスを自社で利用している場合は、ストレージ容量が256GB程度のものでも良いでしょう。
また、ストレージには主にHDDとSSDの2種類があり、それぞれ特性が異なります。HDDは価格が安く大容量ですが、読み書き速度が遅い点がデメリットです。一方、SSDは高速で静音性が高く、耐衝撃性にも優れていますが、大容量になるとコストが高くなる傾向があります。個人的には、SSDをおすすめしています。
サイズ
リモートワークなどで頻繁に持ち運ぶことが予想される場合、持ち運びに便利な13インチ前後のものを選ぶと良いでしょう。13インチはA4サイズとほぼ同じサイズです。
一方、オフィスでPCを補完する場合や、大きい画面でないと文字が見えにくい方向けには、15インチ以上の物がおすすめです。
バッテリー持続時間
オフィスや在宅での利用が主な場合は6時間以上が目安です。出張などが多い場合は、バッテリーがすぐに無くなってしまうと不便なため、10時間以上持続するものだと安心して利用できます。
価格
新品で購入するのであれば、8万円~15万円が一般企業が貸与しているPCの平均価格です。中古の場合は、4万~7万のものでも十分に使うことができます。中古でも、上記のポイントに加えて、ひび割れがないかなどチェックすれば、低価格な優良品に出会えますよ!
まとめ
メモリ | 最低16GB以上 |
CPU | Core i5以上 |
ストレージ | SSD 512GB以上(クラウドストレージを利用している場合は256GB) |
サイズ | 13インチ前後(オフィスに据え置きの場合の場合は15インチ前後) |
バッテリー持続時間 | 6時間以上(出張が多い場合は10時間以上) |
価格帯 | 8万円~15万円(中古の場合は4万~7万円) |
4.法人にお勧めのPC
大学生向けにおすすめのモデルを紹介します。用途や予算に応じて選んでください。

自社に適したノートパソコンを見つけて、新入社員の入社に備えましょう。
この記事が少しでも参考になるとうれしいです。